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トランクルームに現金を保管する全リスク!バレたらどうなる?

トランクルームに現金を保管する全リスク!バレたらどうなる? マメ知識
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「トランクルームなら安全だから」と考え、現金を保管するのは大きな誤りです。現金保管はトランクルーム業者の規約で禁止されており、補償も一切受けられません

この記事では、現金をトランクルームに置くことのリスクや、発覚した場合にどうなるのかを具体的に解説します。現金保管に最適な方法も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

【結論】トランクルームに現金を保管するのは絶対にNG

NG・できない

結論として、トランクルームに現金を保管することは「規約違反」であり、さらに「補償対象外」となるため、絶対に避けなければなりません。

トランクルーム業者は、利用規約に「現金や有価証券は不可」と明記していることが一般的です。もし発覚すれば、即時解約の措置が取られる可能性があります。

さらに、盗難や火災、水害といった災害が発生しても、保管NGのもの(現金を含む)は一切補償されません。つまり、少額であっても「規約違反+補償なし」の二重のリスクを負うことになります。現金は必ず銀行や貸金庫など、安全性の高い手段で管理しましょう。

現金保管がバレた!トランクルーム業者では規約違反の対象

トランクルームの利用規約には、多くの場合「現金・有価証券・貴金属・宝石・美術品・危険物などの保管禁止」と明記されています。これは施設の設計が、銀行の貸金庫のような厳格なセキュリティや耐火設備を前提としていないからです。

もし現金を保管していることが発覚すれば、次のようなリスクに直面します。

  • 契約の即時解約
  • 違約金や損害賠償請求
  • 以後の契約拒否(ブラックリスト化)



度重なる規約違反が外部に知られることで信用を失い、再契約や他社利用が難しくなる恐れもあるので注意しましょう。

盗難や災害にあっても現金は補償の対象外

仮に盗難や火災、水害などの被害で現金を失った場合でも、トランクルーム業者や保険会社から補償を受けることはできません。トランクルームの補償制度は、あくまで家具・衣類・家電といった日常品を対象とするのが一般的で、現金や有価証券は明確に除外されています。

たとえば、台風による浸水で荷物が損傷した場合、衣類や家電であれば一定の補填を受けられる可能性がありますが、現金に関しては「補償対象外」として1円も戻ってきません

トランクルームに現金を保管する7つの重大リスク

7つ、7選

現金をトランクルームに置くことは、規約違反や補償対象外といった単純な問題にとどまらず、利用者に多方面のリスクをもたらします。金額の大小にかかわらず「見つからなければ大丈夫」という考えは非常に危険です。

ここでは代表的な7つのリスクを整理し、どれほど深刻な問題につながるかを解説します。

リスク① 規約違反で契約を強制解除される

前述してきたとおり、現金の保管はトランクルーム業者の規約で禁止されています。発覚した場合、即時解約が行われるだけでなく、違約金や損害賠償を求められるケースも珍しくありません。

また一度契約を解除されると、同じトランクルーム業者で再契約できなくなる可能性があり、ブラックリスト化されるリスクもあります。

リスク② プロの窃盗団に狙われる盗難リスク

トランクルームには基本的なセキュリティは備わっているものの、銀行のような厳格な防犯体制ではありません。もし現金保管が外部に漏れれば、窃盗団に狙われる危険性があります。特に都市部ではトランクルームを狙った盗難事件も報告されています。

リスク③ 火災や水害で資産がゼロになる災害リスク

火災・水害・地震などによって施設が被害を受ければ、保管している現金は失われるリスクがあります。しかも現金は補償対象外であるため、失った分はすべて自己負担です。

タンス預金のようなイメージで利用するのは避けましょう。

リスク④ 湿気やカビによる紙幣の劣化リスク

トランクルームは、必ずしも温湿度管理が徹底されているわけではありません。特に屋外型のトランクルームは、換気設備しか設置されていないケースがほとんどです。

湿度が高い環境に現金を放置すると、紙幣がカビたり変色したりして交換不能になる恐れがあります。

リスク⑤ 損害保険が適用されない補償リスク

多くのトランクルームで付帯する損害保険は、家具や家電を対象としています。規約・約款などで許可されていない荷物は保険が適用されません。

現金は銀行等の金融機関に預け入れた方が無難です。

リスク⑥ 税務署から資産隠しを疑われる税務リスク

多額の現金をトランクルームに保管していた場合、税務署から資産隠しと見なされる可能性があります。特に相続や贈与の場面では、申告漏れとして扱われ、多額の追徴課税や重加算税が科される恐れがあります

リスク⑦ 家族が保管場所を知らず相続トラブルになるリスク

現金の保管場所を家族に伝えていなければ、利用者が急な事故や病気で亡くなった場合、相続財産として認識されずに放置される恐れがあります。その結果、財産分与が不公平になったり、家族間のトラブルに発展したりするリスクもあります。

現金はどこに保管するのが正解?トランクルーム以外の選択肢

選び方

現金を安全に保管したいと考えるなら、トランクルームは絶対に選んではいけません。代わりに、法的にも制度的にも守られる「正しい選択肢」を利用することが重要です。

ここでは代表的な2つの方法を紹介します。

最も安全な銀行預金

現金を守るうえで最も基本的かつ安全な方法は、銀行に預けることです。銀行口座に預金すれば、盗難や災害といったリスクを避けられるだけでなく、万一の金融機関破綻時も預金保険制度により1,000万円とその利息までは保護されます

さらに、銀行はセキュリティ・監査・法的な枠組みが整っているため、安全度は桁違いです。

物理的に保管したいなら銀行の貸金庫

「どうしても現金を手元に残したい」という方には、銀行の貸金庫も選択肢の一つです。貸金庫は銀行施設内に設置され、耐火・耐震・防犯対策が徹底されています。

火災や水害などの災害リスクが極めて低く、セキュリティシステムも高水準です。ただし、貸金庫には以下の注意点があります。

  • 2026年以降は現金保管が禁止される傾向にある
  • 取引履歴から税務署にバレる
  • 貸金庫の利用料金が別途必要

2025年、メガバンクにおける銀行行員による貸金庫の窃盗事件が相次いだことをきっかけに、全国銀行協会は貸金庫への現金保管を禁止しました。全国の銀行は全国銀行協会のひな形を参考に運営されるため、今後は貸金庫への現金保管が禁止される可能性もあります。

トランクルームの現金保管に関するよくある質問

よくある質問

トランクルームの現金保管に関して、よくある質問と回答をご紹介します。抱える疑問を解消し、リスクを最小限に抑えましょう。

少額の現金ならトランクルームに預けてもバレない?

多くのトランクルームではスタッフが常駐していないため、現金を保管してもバレるリスクは少ないと言えます。ただし。前述してきたとおり、現金の保管は規約違反です。

仮に「少額なら大丈夫」と考えても、巡回スタッフや定期点検で発覚すれば即時解約につながります。さらに、少額であっても盗難・災害リスクはゼロではなく、補償も一切ありません。

「少しぐらいなら平気」という油断が、大きな損失につながることを理解しておきましょう。

現金以外にトランクルームで保管できないものは?

現金以外に、トランクルームに保管できないものの代表的な例を見ていきましょう。

  • 有価証券(株券・小切手など)
  • 宝石・貴金属・高額な美術品
  • 動植物や生き物
  • 爆発物や可燃性物質など危険物
  • 腐敗しやすい食品
  • カビやサビ、害虫が発生しやすいもの
  • 法令で所持が禁止されるもの(違法薬物や危険物)

上記はあくまでも一例であり、より厳しく制限されるトランクルームもあります。契約時は規約・約款に目を通し、預け入れられるものを選別してください。

心配な場合は、公式HPもしくは問い合わせ窓口などから質問しましょう。

安全に荷物を預けたい!おすすめのトランクルーム業者はどこ?

荷物の安全性を重視する場合は、大手トランクルーム業者がおすすめです。

【おすすめの業者】

業者名月額料金初期費用タイプ広さ設備
ハローストレージ約6,500円/帖~・使用料:当月から翌月分
・管理費:4,400円
・手数料:使用料の1ヶ月分
・鍵代(屋内):4,400円
・鍵代(屋外):3,080円
・セキュリティ登録料:1,100円(屋内)
・室内整備料:13,200円
・屋内型
・屋外型
・バイクヤード
1~8帖・空調
・エレベーター
・駐車場
※すべて屋内型のみ
スペースプラス4,000~9,000円/帖・当月分の日割賃料
・翌月分賃料
・翌々月分賃料
(契約開始日が20日以降の場合)
・契約事務手数料:賃料1ヶ月分
(下限5,000円)
・屋内型
・屋外型
・バイクヤード
・屋内型:0.4~3.9帖
・屋外型:0.8~8.4帖
・エレベーター(屋内)
・セキュリティ対策
・通気口(屋外)
キュラーズ12,000~22,000円/帖1ヶ月分の利用料金+日割り分屋内型0.1~5帖・セキュリティ対策
・温湿度管理
・無料駐車場
・エレベーター
・脚立、台車
・トイレ
・電源(バイクヤード、女性専用フロアのみ)
・ワインストレージ
ドッとあーるコンテナ・屋内型:約5,000円/帖~
・屋外型:約7,000円/帖~
・使用料 :当月分の日割り分+翌月分
・補償料 :500円 / 月(非課税)
・管理費 :800円 / 月(税込)
・事務手数料 :1ヶ月分
・メンテナンス費用 :5,400円(税込)
・屋内型
・屋外型
・バイクヤード
0.5~11帖・空調設備(屋内型)
・照明(屋内型)
・セキュリティ対策(南京錠、カメラなど)
スペラボ10,000~20,000円/帖・利用開始月の月額使用料
・保険料:550円〜
・口座引落の場合は初回保証料
 (利用料金1ヶ月分)
屋内型0.3~10帖・空調設備
・台車
・除湿器
・セキュリティ対策
・エレベーター
・電源
・駐車場
・換気扇
※店舗により差がある
TERRADAトランクルーム約10,000円/帖~月額料金2ヶ月分・屋内型
・バイクヤード
・ロッカー:0.2~0.5帖
・部屋:0.4帖~
・空調設備
・セキュリティ対策
・エレベーター
・台車
・駐車場
・アイテム管理機能
※月額料金や設備は店舗により差がある
※2025年9月時点

現金の保管はNGですが、家具や衣類、書類、電化製品などを安全に預けたい場合は大手トランクルーム会社が安心です。設備が充実しており、セキュリティ対策も万全に敷かれています。

トランクルームへの現金保管はリスクあり!金融機関に任せよう

トランクルームに現金を保管することは、規約違反であり、盗難や災害に遭っても一切補償されないという重大なリスクを伴います。少額でも違反にあたり、発覚すれば即時解約に発展しかねません。

現金は銀行預金などの金融機関に保管するのが唯一の正解です。トランクルームは本来、家具や家電、書類といった生活用品の収納場所として利用すべきものであり、現金を置くべき場所ではありません。安全に資産を守るためにも、誤った使い方は絶対に避けましょう。

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