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トランクルームのレイアウト術10選!収納力アップのコツと注意点

トランクルームのレイアウト術10選!収納力アップのコツと注意点 マメ知識
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トランクルームを有効的に活用するには、単に荷物を預けるだけでなく、レイアウトを工夫することが欠かせません。適切なレイアウトを意識することで収納力を高め、出し入れの効率も格段に向上します。

この記事では、レイアウトの基本原則と10の収納術を解説します。おすすめの収納グッズや注意点も解説するので、トランクルーム利用時はぜひ参考にしてみてください。

上手なレイアウト方法を理解できれば、最小限の月額料金で収納できる荷物の量を最大化できます

トランクルームのレイアウトを考える前に知っておきたい基本

基本

より効率的にトランクルームを活用するため、まずはレイアウトの重要性について理解しましょう。

なぜトランクルームのレイアウトが重要なのか

レイアウトを考えずにトランクルームを利用するリスクを見ていきましょう。

  • 必要なものが後から取り出せなくなる
  • デッドスペース(無駄な空間)ができて、契約中の倉庫では足りなくなる
  • 湿気やカビの発生など、保管環境が悪化しやすい

収納におけるレイアウトは、見た目の美しさだけでなく、使い勝手や荷物の状態維持などに影響します。最低限の料金でトランクルームを最大限活用するためにも、レイアウトの基本を押さえておきましょう。

収納力を最大限に引き出す3つの原則

限られた空間を効率的に使うためには、次の3つの原則を意識しましょう。

原則① 要・不要を見極める

「すぐに使わないもの」をただ詰め込むだけでは、トランクルームの容量が足りない恐れがあります。まずは「必要なもの」「不要なもの(捨てるもの)」を見極めて、必要なものだけトランクルームに収納しましょう

見極めるポイントは次のとおりです。

  • 過去1年以内に使用したか     :未使用の場合は不要
  • 同系統のものが他にあるか     :ある場合は不要
  • 今後の使用シーンがイメージできるか:できない場合は不要
  • 代用品があるか          :ある場合は不要

例外として、「思い出の品」は上記に当てはまらないかもしれません。

また、客観的に判断できないものについては、「保留ボックス」を設けて保管し続ける方法もあります。

原則② 縦の空間を有効活用する

縦の空間を有効活用できれば、デッドスペースを無くしつつ、動線を確保しやすくなります

有効活用のポイントを見ていきましょう。

  • 棚やスチールラックを導入する
  • 同じサイズのダンボールを積み重ねる
  • 突っ張り棒で上部に収納スペースを作る

トランクルームは、どの倉庫も高さ約2mはあります。縦の収納を有効活用しなければ、収納量を増やせません。

自前の収納アイテムを導入できるか、事前に確認して業者を選びましょう。

原則③ 動線(通路)を確保する

レイアウトの際には、動線(通路)をふさがないことが重要です。動線を確保するコツを見ていきましょう。

  • 奥から荷物を詰めこまない
  • コの字型に荷物を配置する
  • 可能な限り、同じサイズのダンボールに詰める
  • ラックを設置する

ダンボールのサイズを均一にできれば、縦・横に配置しやすく、動線をふさぐリスクを抑えられます。

動線が確保されていれば、奥にある荷物も安全かつスムーズに取り出せるでしょう。湿気対策として、空気の流れを確保する効果も期待できます。

収納力アップを実現するトランクルームのレイアウト術10選

10選

限られたスペースを最大限に活かすためには、具体的なレイアウト術を取り入れることが効果的です。以下の10の方法は、収納力を高めるだけでなく、出し入れのしやすさや荷物の管理のしやすさも向上させます。

レイアウト術① スチールラックで収納の土台を作る

スチールラックはトランクルームのレイアウトに欠かせない基礎アイテムです。特に縦の空間を有効活用できるため、棚を増設することで収納容量を大幅に向上させられます

耐荷重性が高いラックを選べば、大型の家電や重い荷物を安全に保管可能。棚板の高さ調整ができるタイプであれば、収納するアイテムに応じた柔軟なレイアウトも実現できます。

また、湿気による影響も受けづらく、安全かつ長期的に荷物を保管しやすいでしょう

レイアウト術② 梱包材(ダンボール)の種類・サイズを統一する

梱包材(ダンボール)の種類・サイズを統一するメリットは次のとおりです。

  • デッドスペースを生み出しにくい
  • 重ねた際の安定感が増す
  • 収納スペースを計算しやすい

同じ種類・サイズのダンボールであれば、隙間なく空間を埋めやすくなります。さらに、重ねた際は、上部のダンボールの重量を受け止めやすく、安定感が増します。

また、収納スペースのサイズに対し、収納できるダンボールの個数を計算しやすくなるため、より効率的な収納も目指せるでしょう。

レイアウト術③ キャスター付きの棚や台車で奥の物も楽々

トランクルームの奥に収納した荷物も、キャスター付きの棚や台車があれば楽に取り出せます。可動式にすることで、重たい荷物を取り出す際も無理な姿勢を取らずに作業ができます。

また、掃除やレイアウト変更時の移動もスムーズに行えるでしょう。

レイアウト術④ すのこを使って湿気対策と通気性を確保

床に直接荷物を置くと湿気がこもりやすくなり、カビや劣化の原因になります。すのこを敷いて空間に通気層を作ることで、湿気がたまりにくく、衣類や紙製品などの保管にも安心です。

空調の効いたトランクルームであっても、梅雨時や長期保管の際は除湿剤との併用も検討しましょう。

レイアウト術⑤ デッドスペースには突っ張り棒を活用

壁や天井近くの空間など、普段見落としがちなデッドスペースは突っ張り棒で有効活用できます。軽い荷物や工具、小物を引っ掛けたり吊るしたりすることで、床面のスペースを広く使えます。

100均ショップやホームセンターなどで手軽に手に入り設置も簡単なので、収納の柔軟性を高めるのに最適です。

レイアウト術⑥ 中身がわかるようにラベリングを徹底する

箱の外側に中身や日付、カテゴリを記載したラベルを貼っておくことで、探し物の時間を大幅に短縮できます。色分けやアイコンを使った視覚的なラベリングもおすすめです。定期的に中身を見直す習慣をつければ、在庫管理にも役立ちます。

レイアウト術⑦ 使用頻度で置く場所を決める

使用頻度の高い荷物は手前に、あまり使わないものは奥に配置するのが基本です。これにより、日常的な出し入れがしやすくなり、余計な動作を減らせます。

また、季節物の入れ替え時期には、入れ替えしやすいようにブロック分けしておくと便利です。

レイアウト術⑧ 重い物は下に軽い物は上に置く

重い荷物は下部に置いて全体の安定感を高め、軽い物は上部に配置することで落下や破損のリスクを軽減します。基本的な重心バランスを守ることで安全性も確保され、長期保管にも向いた構成になります。

レイアウト術⑨ 衣類はハンガーラックや圧縮袋でコンパクトに

衣類はたたむよりも吊るしたほうがシワになりにくく、通気性も保てます。ハンガーラックを導入すればクローゼットのように使えて便利です。

一方、季節外の衣類は圧縮袋に入れてコンパクトに収納すると、収納効率が一段と高まります。

レイアウト術⑩ 小物はファイルボックスや仕切りで整理

文具やコード、工具などの小物はファイルボックスや仕切りを使ってカテゴリーごとに整理しましょう。混在すると取り出しにくく、紛失の原因にもなります。引き出し式や中が見えるタイプの収納ボックスもおすすめです。

トランクルームのレイアウトに役立つおすすめ収納グッズ

紹介したレイアウト術を手軽に実践するには、収納グッズの活用もおすすめです。次項では、ユーザーから高い指示を得ている定番のおすすめグッズを3種ご紹介します。

定番のスチールラックはニトリやアイリスオーヤマが人気

スチールラックは強度と耐久性に優れており、重い荷物や大型の家電も安心して載せられます。ニトリやアイリスオーヤマの製品はサイズ展開が豊富で、価格も手頃なため、需要の高い商品です。

縦の空間を活かすことで収納効率が一気に上がるため、トランクルーム利用時には欠かせないアイテムといえるでしょう。

無印良品のファイルボックスは小物整理に最適

小物や書類の整理には無印良品のファイルボックスが便利です。シンプルなデザインで視認性が高く、ラベリングしやすいのも特徴です。サイズを揃えて配置すれば見た目にも統一感が出て、トランクルーム内の管理がスムーズになります。

カインズの収納ケースはサイズ展開が豊富

カインズの収納ケースは、衣類から雑貨まで幅広い用途に対応できるのが魅力です。積み重ね可能なデザインが多いため、デッドスペースを減らし、効率的かつ簡単レイアウトできます。価格と品質のバランスも良く、長期利用にも適しています。

トランクルームのレイアウトで失敗しないための注意点

注意点

レイアウトを工夫すれば収納力や利便性は大きく向上しますが、注意を怠ると逆効果になることもあります。ここではよくある失敗例とその回避ポイントを解説します。

注意点① 荷物のサイズや量を把握せずに契約しない

契約前に荷物のサイズや量を正確に把握しないと、実際に利用を始めてからスペース不足に陥ることがあります。トランクルーム契約時は、月額料金の2~3ヶ月分の初期費用が発生するため、後悔しないよう荷物のサイズ・量を適切に把握しておきましょう。

サイズ・量を把握する方法は次のとおりです。

  • 荷物のリストを作成する
  • 同じサイズのダンボールを用意して、1箱あたりに入る量を測定する
  • 収納するダンボールの個数を算出する
  • 必要なトランクルームのサイズを計算する

大型家具や家電を収納する場合は、搬入経路も含めて確認しておきましょう。

注意点② 通路を塞ぐような無理なレイアウトは避ける

収納効率を高めようとするあまり、通路を完全に塞いでしまうのは避けるべきです。通路がなければ奥の荷物を取り出せず、結局レイアウトを崩すことになりかねません。効率性と利便性のバランスを意識して、無理のない配置を心がけましょう。

注意点③ 湿気やカビ対策を怠らない

トランクルームは密閉空間であるため、湿気がこもりやすい環境です。空調設備のあるトランクルームは多いものの、湿度調整まで行われた店舗は少ないです

除湿剤やすのこを活用し、風通しを意識したレイアウトでカビの発生を防げます。特に衣類や紙類など湿気に弱い物を収納する場合は、徹底した対策が必要です。

トランクルームのレイアウトは最低限の原則を押さえておけばOK!

トランクルームを効率的に活用するには、レイアウトを意識することが欠かせません。無造作な収納では、トランクルームの広さが足らず、費用対効果を下げてしまうでしょう。

基本となる3つの原則(要・不要の見極め、縦の空間を有効活用・動線の確保)を踏まえることで、限られたスペースでも収納力を最大限に引き出せます。

より管理効率を高めたい場合は、収納グッズ(ラックやケース)も活用しましょう。どこに何が入っているか把握しやすく、必要なときは簡単に取り出せるようになります。

自分の荷物の特性や利用頻度を考慮しながら、最適なレイアウトを組み立てることが重要です。この記事で紹介したポイントを参考に、快適で使いやすいトランクルーム環境を整えてみてください。

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