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トランクルームでワインは保管できる?おすすめ業者と注意点も解説

トランクルームでワインは保管できる?おすすめ業者と注意点も解説 マメ知識
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ワインを長期的に保管するには、温度や湿度、光などの条件を適切に管理する必要があります。トランクルームの中には、ワインを保管できる設備が整った店舗もありますが、利用時は設備・条件の確認が必須です

この記事では、ワインを安全に保管できる条件や、おすすめのトランクルーム業者、注意点をわかりやすく解説します。大切なワインを安全かつ長期的に保管できるトランクルームを見つけましょう。

【結論】条件を満たしたトランクルームならワインは保管可能

可能・できる

結論から言えば、温度・湿度管理が徹底された空調付きのトランクルームならワイン保管は可能です。ワインセラーと同等の環境を整えている店舗であれば、紫外線や振動を避ける設計になっているため、品質の劣化を防ぐことができます。

ただし、すべてのトランクルームが対応しているわけではないため、契約前に条件を確認することが重要です。

ワインの品質を損なわないための保管条件

ワインはデリケートな飲み物であり、保存環境が品質に直結します。以下の条件を意識することで、熟成を妨げずに安心して保管できます。

最適な温度と湿度を保つ

ワインの保存に理想的な温度・湿度は次のとおりです。

  • 温度:12~25℃
  • 湿度:60~70%

これによりコルクが乾燥して空気が侵入するのを防ぎ、酸化を抑制できます。ワイン保管用の設備が整ったトランクルームを選ぶことで、季節や気候の変化に左右されず安定した環境を維持できます。

光(紫外線)と振動を避ける

ワインは紫外線や強い光に弱く、光が当たると成分が変化して劣化の原因となります。さらに、頻繁な振動は成分の変質を促すため、道路沿いなど振動リスクのある施設は避けた方が安心です。遮光性の高い収納スペースや、安定した立地にあるトランクルームを選びましょう。

臭い移りを防ぐ環境

ワインはコルクを通じて外部の臭いを吸収しやすいため、保管環境の衛生面も重要です。化学薬品や強い匂いのある物と同じ空間に置くと、ワインの風味が損なわれる恐れがあります。ワイン専用または飲料保管に適したトランクルームを選ぶことで、品質を守りやすくなります。

ワイン保管用トランクルームの選び方 4つのポイント

ポイント

ワインを安心して預けるには、トランクルームの選び方が重要です。以下の4つのポイントを押さえて比較検討することで、品質を守りながら長期保管が可能になります。

ポイント① 専用設備が完備された屋内型を選ぶ

ワインは温度や湿度の変化に敏感なため、屋内型かつ専用設備が整った店舗を選びましょう。

屋内型トランクルームの中には、空調・湿度調整などの設備を備えた店舗もありますが、ワイン保管には不十分です。前述した、推奨されるワイン保管の環境を維持できる設備でなければ、ワインの劣化を招くリスクがあります。

ポイント② セキュリティ対策が万全か確認する

高級ワインやコレクションを保管する場合、防犯性は非常に重要です。監視カメラや入退室管理システム、警備会社との連携があるかをチェックしてください。セキュリティが万全であれば、盗難や不正アクセスのリスクを大幅に減らせます。

ポイント③ 自宅からのアクセスや利便性

定期的に出し入れする予定がある場合、自宅や職場から通いやすい立地かどうかも重要です。駐車場の有無や24時間利用可能かどうかも利便性を左右します。アクセスの良さは、長期的に安心して利用するための大きな決め手となります。

補償の範囲と金額

火災や地震などのトラブル発生時、ワインも補償の対象に含まれるか確認しましょう。ワイン専用の保管設備があるトランクルームでは、どこも補償を設けていることが一般的です。

ただし、補償の金額には差があるため、保管するワインのグレードや希少性を照らし合わせつつ、適切な補償が受けられるトランクルームを見つけましょう。

ワイン保管におすすめのトランクルーム業者3選

3選・3つ

ここでは、ワイン保管に適した環境を整えているトランクルーム業者を3社紹介します。いずれも空調設備やセキュリティ面が充実しており、大切なコレクションを安心して預けられます。

キュラーズ

キュラーズは、屋内型専門の高品質なトランクルームです。ワイン専用の保管場所(ワインストレージ)があり、状態を維持しつつ保管できます。

運営会社株式会社キュラーズ
月額料金の目安12,000~22,000円/帖
初期費用・1ヶ月分の利用料金+日割り分
・セキュリティカード代:2,700円
契約後の手数料なし
(セキュリティカード再発行は2,970円)
保証サービスあんしんケア:1,650円/月
タイプ屋内型
サイズ目安0.1~5帖
最低利用期間1ヶ月
解約違約金・手数料なし
保証人不要
補償限度額20~120万円/室
※自動付与される保険
24時間利用の可否あり
主な設備・セキュリティ対策
・温湿度管理
・無料駐車場
・エレベーター
・脚立、台車
・トイレ
・電源(バイクヤード、女性専用フロアのみ)
・ワインストレージ
店舗スタッフ常駐あり
利用開始までの期間翌営業日
見学の可否あり
国内店舗数約70件
支払い方法・銀行振込
・コンビニ払い
※参照:キュラーズ
※月額料金や設備は店舗により差がある
※2025年9月時点

キュラーズのワインストレージは、以下の保存環境が維持されています。

  • 2重構造による温度・湿度の変化を抑えた環境
  • 年間を通して室内温度を平均14℃に、湿度は平均70%
  • ワインに優しい間接照明
  • 停電時は非常用電源が作動
  • 顔認証と防犯カメラによる二重セキュリティ

キュラーズの特徴は、他店にはない「店舗スタッフ常駐サービス」です。疑問や困ったことがあれば、いつでも質問・相談できます。

さらに、クール便を使い、指定場所に宅配(1本のみ)してもらえるサービスも利用できるため、使い勝手の良さも魅力です。

  • ワインにとって最適な環境を維持する設備が整っている
  • 常駐スタッフになんでも相談できる
  • 万全のセキュリティ体制で大切なワインを安心して預けられる

AIR TRUNK

AIR TRUNKは、ワイン保管にも対応した宅配型のトランクルームです。プレミアムプランを契約することで、ワインを1本から預けられます。

運営会社株式会社エアトランク
月額料金の目安・ベーシックプラン:3,718円~
・プレミアムプラン:7,480円~
初期費用無料
契約後の手数料ワイン保管料:110円/月
保証サービス
タイプ宅配型
サイズ目安
最低利用期間初回預け入れ日から3ヶ月間
解約違約金・手数料契約から3ヶ月未満の場合、3ヶ月分の料金を支払い
保証人不要
補償限度額・ベーシックプラン:最大50万円
・プレミアムプラン:最大1,000万円
24時間利用の可否なし
※受付時間: 10:00~19:00
主な設備・空調設備(温湿度調整)
・セキュリティ対策
店舗スタッフ常駐
利用開始までの期間最短翌日
見学の可否
国内店舗数
支払い方法クレジットカード
※参照:AIR TRUNK
※2025年9月時点

AIR TRUNKのワイン保管環境は次のとおりです。

  • 倉庫内にワインセラーあり
  • 温度:14度±1度
  • 湿度:65%±5%

AIR TRUNKでワインを保管する場合は、プレミアムプラン(7,480円/月~)への契約が必要です。ベーシックプランより高額ですが、ワインを最適な環境で保管してもらえます。

さらに、ワインの運搬時はモバイルバッテリー内蔵の冷蔵BOXが使用されるため、品質を落とすリスクを抑えられます。

  • プレミアムプランは最大1,000万円までの補償あり
  • ワインは1本から預け入れ可能
  • 倉庫から指定場所への配送可能

TERRADAトランクルーム

TERRADAトランクルームは、倉庫業界でも老舗の寺田倉庫が運営するトランクルームサービスです。空調完備の倉庫はもちろん、ワインやアートなど、特定のジャンルに特化した保管サービスも提供されています

運営会社寺田倉庫株式会社
月額料金の目安・屋内型:約10,000円/帖~
・ワインストレージ:6,600円~
初期費用月額料金2ヶ月分
契約後の手数料・鍵の再発行:5,500円
・入館カード再発行:2,200円
保証サービス
タイプ・屋内型
・バイクヤード
・その他(ワイン/アートストレージ)
サイズ目安・ロッカー:0.2~0.5帖
・部屋:0.4帖~
最低利用期間1日
解約違約金・手数料なし
※入館カード受け取り前のキャンセルは別途5,500円
保証人不要
補償限度額契約時は自動的に保険に加入
(補償金の額は要問い合わせ)
24時間利用の可否あり
主な設備・空調設備
・セキュリティ対策
・エレベーター
・台車
・駐車場
・アイテム管理機能
店舗スタッフ常駐一部店舗であり
(ワイン・アート専門の店舗)
利用開始までの期間申し込みから数日
見学の可否あり
国内店舗数18件
支払い方法クレジットカード
※参照:TERRADAトランクルーム
※月額料金や設備は店舗により差がある
※2025年9月時点

TERRADAトランクルームの「ワインストレージ」では、以下の保管環境が提供されています。

  • 温度14℃±1℃、湿度70%±10%
  • 常駐するソムリエによる徹底管理
  • 非常用電源設備を完備

また、各ワインストレージは都心からアクセスしやすく、宅配による預け入れ・取り出しも可能です。保管したワインボトルはWeb上から管理できるため、利用者の利便性に最大限配慮されたサービスです。

  • 1本からでも預け入れ可能
  • ビッグボトルや数百本のワインなど、サイズ・本数も相談可能
  • 一部店舗には専用ラウンジあり

トランクルームでワインを保管する際の注意点

注意点

ワインをトランクルームで保管する際には、環境条件だけでなく利用者側の配慮も欠かせません。ここでは契約前から実際の保管方法まで、特に気をつけたいポイントを整理しました。

契約前に必ず現地を見学する

パンフレットやウェブサイトの情報だけでは、実際の環境が分からないこともあります。現地を見学して温度・湿度管理が徹底されているか、清掃状態や匂い移りのリスクがないか確認することが重要です。セキュリティシステムの稼働状況やスタッフ対応も、自分の目でチェックしておきましょう。

飲みかけのワインボトルは保管しない

一般的に、飲みかけのワインボトルはトランクルームに保管できません。臭い移りや内部の漏れ、劣化など、保管・輸送時のリスクがあるためです。

トランクルームの公式HPにはルール・規約等も記載されているため、契約時は必ず目を通しましょう。

保険の補償範囲を確認しておく

万一の火災や水漏れ、盗難といったトラブルに備えて、保険の補償範囲を事前に確認しておくことが大切です。ワインなど特殊な荷物も補償の対象となるか、プランによって補償金額に違いはあるか、などを確認しましょう。

高級ワインを保管する際は。必要に応じて追加補償に加入し、安心して利用できる環境を整えてください。

トランクルームのワイン保管は「環境+α」のチェックが必須!

ワインをトランクルームで保管するには、以下の条件を満たす環境が推奨されます。

  • 温度・湿度・照度が適切に管理されている
  • 1本からでも預け入れられる
  • 常駐するスタッフがいる
  • 厳重なセキュリティ対策が実施されている
  • ワインも対象となる補償がある

トランクルームでワインを保管する場合は、環境だけでなく利便性や安全性も考慮しましょう。特にスタッフ常駐のトランクルームであれば、保管に関する疑問・不安をその場で解消できるのでおすすめです。

今回紹介したポイントを参考に、安全で快適なトランクルーム利用を検討してみてください。

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